魔法つかいプリキュア!のキャラデザが好きな理由
現在放送されている、プリキュアシリーズの13作目『魔法つかいプリキュア!』
そのキャラクターデザインが好きだ。
何故好きか。
まずは単純に可愛い。
当たり前だ。プリキュアは可愛いものなのだ。
その議論は今はおいておこう。
しかしそれは歴代プリキュアも同じ事だ。
魔法つかいプリキュア!、通称まほプリが特に良いと思う理由はまた別にある。
まほプリのキャラデザの魅力、それはキャラクターデザインにおいて
「プリキュアに変身する事の本質」を表現している、ように感じからなのだ。
これまでのシリーズにおいてプリキュアに変身するのは
普通の女の子だったり異世界のプリンセスだったり様々だが、
変身によって起きる見た目の変化としては
・服装が変わる
・髪型、髪の色が変わる
基本はこの2点となっている。
(一部、身体が成長したり若返ったりといった例外もある)
さて、まほプリはどうだろうか。
キュアミラクル/朝比奈みらい、キュアマジカル/リコの2人。
まずは変身前を見てみたい。
可愛い。
プリキュアは変身前からすでに可愛いのだ。
しかしこの表情、佇まいを見てどう思うだろうか。
なんというか、THE ポンコツと言った感じだ。
服装もなんだか子供っぽい。
実際2人は作中においても結構ポンコツなので、
キャラクター性を表現しているデザインであると言えよう。
そして変身後である。
変身後ももちろん可愛い。
可愛いと同時に、カッコいい。
服装が違う、髪型が違う、それ以前に表情が明らかに違う。
どうした?ってなる。
この大人びた凛々しい表情を見て、
誰がポンコツなどと思うだろうか。輝きに満ちている。
作中において表現される事はあっても、
キャラクターデザインの時点で変身前と変身後で明確に
表情に差を付けている事って、これまで意外と無かったように思う。
プリキュアに変身するとはどういう事か?
素敵な髪型になる事、
可愛い衣装を着る事、
すごい力を手に入れる事、
その本質とは、「身近な女の子から憧れのお姉さんになる事」なのだ。
そんな忘れかけていた事に改めて気付かせてくれる。
だから魔法つかいプリキュアのキャラデザが好きなのだ。
なお、本編を観ていても「変身後は凛々しく大人っぽくなった」等とは
特に感じない。
そこもまた、まほプリの魅力であると言える。